猫は犬のように群れをつくらず、単独行動をとります。しかし個性が強い動物なので、ほかの猫と仲良くできる猫、できない猫、人間とスキンシップを好む猫好まない猫、さまざまです。
神経質な子は、飼育環境にストレスが多いと問題行動を起こします。原因をみつけて対処することが必要です。
ケージフリーの保護猫施設で、集団の中に雄猫が増えたときに、スプレー行動が多くみられて困ったことがありました。去勢手術済みなのですが、猫たちにはストレスだったようです。部屋を隔離し、お互いが見えないようになれば行動が変わってきます。
訪問者に極度に怯える子のために、いつでも隠れる場所を設けてあげるのも大切です。
フードを与える順番でへそを曲げる子、ブラッシングをせがむ子、嫌がる子。
個性をみながら、なるべくストレスが軽減されるような工夫をしたいですね。