猫と新聞紙

猫と新聞紙

今日で8月も終わり。2020年も残すところ4か月!いやぁ、時の早さに驚いた。

コロナの影響で家にいることの長いこの頃ですが、とくに8月私は定額動画配信サービスで海外ドラマを見始めてしまい、さらに引き籠りになりました。

ホント面白くて、続きが見たくなってついつい視聴し、時間が奪われてしまう。こんな危険なものは解約してしばらくはお預けです。

さて、私は地域新聞(フリーペーパー)が好きです。美容整形とランチのクーポンのイメージが強く、以前は脊髄反射でポストからゴミ箱に直行…、だったのですが、通勤に時間をとらなくなった今、目を通すと案外役立つ内容があることに気づき、ゆるっとした地域情報を得ています。

特に好きなのは、相談コーナー。質問者情報を見て、自分なりに答えを考えてから専門家のアドバイスと照らします。資産運用の相談で多様な家計と価値観を見るのは楽しい。結局のところのぞき見趣味なんでしょうかね。

そんなフリーペーパーをテーブルに広げると、音もなくさっと猫がやってきて、開いた紙面に載ります。100発100中。そして、紙を扱う手に自らの頭をこすりつけてきます。猫飼いあるあるですね。

このひとときを、頁をめくりながら猫と戯れるふれあいの時間としてもいいのですが、本当に読みたい記事があったりすると可愛いけれどしつこすぎていい加減困ってしまいます。

そんなときは、フリーペーパーをはじめから分解して2か所に置き、右を見ているふりをしながら、左の記事を見る、という技を使います。これは猫1匹に対しての技で、2匹のときは、3か所に置きましょう。読みたい記事とは別の紙をカサカサさせて座らせ、猫を構って満足しているうちに記事を読む。

老眼が進むと難しいかもしれない。

フリーペーパーはその後、濡らして野菜を包んだり、油切の下地につかったりしたいところですが、この戯れの時間の延長でさらに猫が遊びたがった場合は、細く丸めて棒にしたり、トンネルを作ったりしておもちゃにします。

おとなしく座って、おもちゃを作る手を見守っている猫。猫と私をつなげる小道具として、非常に優秀な役割をしてくれる新聞、毎度ありがとう!