先日マウンテンパーカーのゴアテックスの内側のレイヤーが、経年劣化でボロボロ剥がれ落ちたので、とうとう処分しました。さて只今、マウンテンパーカーを買い換えようか、思案中です。
ゴアテックスのボロボロ剥離現象は、別なウェアで以前にも体験したことがあるので、ああとうとうこの日が来たか、という感じでした。だいたい4，5年で寿命がくるのでしょうかね。
だいぶ前のお話ですが、私の衣類箪笥、押入は、着ない服でパンパンでした。
- これはね、いまちょっと太ってるけど痩せたら着るの。（痩せないよ・・）
- 金具が壊れているけど直したら着られるから。（誰が直すの？きっとそのまま）
- もらったけど、合わせる服がなくて。（合わせるものを永遠に買わないと思う）
- 思い出があるから。（毛玉だらけじゃ着ないよね？）
だいたいどれも、購入したとき「高価だったから」「いただきものだから」という理由でそのままにしていました。
でも一時期住んでいた密閉性の高い狭い部屋で、ぎゅうぎゅうのクローゼットにカビが発生。キャー。今でも忘れない。多くの衣類を処分せざるを得ない状況になりました。
品物の保管には、日本国では湿度管理、風通しが重要なのよ、ということをよく学びましたぁ・・・。ショックの反動で、このとき辛うじて助かった衣類も、着ないものは全部売りました。
でもこの出来事は、私にとってとても好機になりました。衣服（荷物）は大幅に削減されたのです。着ないで吊るしておくより、どなたかに着用してもらった方が服も喜びます。（自分の体形も変わるし、世の中のデザインの流行り廃りもあるし、布地やパーツの劣化を考慮したら、長期で着られる服って限定されるんですよね）
昔は毎日同じ服を着ていたら、お金がないと思われるか、センスがないか、あるいは、詮索好きな先輩に「あらぁ～？昨日と同じ服ね・・・（どこにお泊り？）」とジロジロ見られるかでしたが（時代？風潮？）、現在はミニマリストが流行しているおかげで、私服の制服化という自分らしく同じ服を着続けることがかえっておしゃれになってきたので、ほんと有難い～（笑）
それに通勤のない働き方になったので、どなたかと面会するような外出機会が激減しました。
ということで、処分したマウンテンパーカーの代わりは本当に必要なのかしら？ってことを考え中です。
でもお買い物をするのにあれこれ考えるのは楽しいひとときですね。