ケルビン・ヘルツホルム不安定

ケルビン・ヘルツホルム不安定

二階から撮影したとある日の空。

怪獣が立ち上がって消えていく感じの雲。

 

なんかかわいらしいですよね、波状の雲。物語があるようで。眺めているうちになくなってしまいました。

雲の上の層の大気と、下の層の大気は、密度(気圧・温度)と流れる速度が違って、その二つの層が接するところで雲が生まれました。この現象をケルビン・ヘルツホルム不安定といいます。塩分濃度が高い海水と、薄い河川水が交わるようなところでも、(雲はできませんが)同じような渦ができます。

こいうった自然現象を眺めるのは面白いですね。宇宙を感じるというか。人間がまったくコントロールできない自然の中で生きているんだなあと実感する瞬間です。