高速道路あれこれ

高速道路あれこれ

東京外郭環状道路の千葉区間は平成30年(2018年)に完成していたんですね。久しぶりに千葉方面の往復をして、完成後初めて利用しました。

早い!あのストレスがない。本当に感慨深かったです。船橋あたりから市川、松戸を抜けるまでのごちゃごちゃしたところをスゥっと通り抜けてしまって。凄いなあ、びっくりした。なんと、しかも、地下道!!それが余計に胸を熱くさせましたね。計画されている頃は遠い将来と思っていました。これを成し得る技術がすごい。こういう、人の仕事で今ここにあることを想うと、感動します。なかった時代を知っているとなおさらです。ありがたいことです。

 

ところで一方、同じ時期に首都高速道路で都心方面にも行ったのですが、路面の荒れ具合が少々気になりました。交通量が多いので傷みやすいのでしょうね。日々更新されてはいると思いますが、首都高速の2割は開通から50年以上経過しているという。道路も高齢化が課題です。

便利で新しい道路ができるのはとても嬉しいですが、資産が増えるということは、維持していかなければならないものが増えるってぇことです。

都心環状線は着々と地下化事業が進められています。京橋、汐留をバイパスして銀座の上を走るKK線、都心環状線の地下トンネルが開通されたら廃線となるらしいですね。2030年以降のことのようですが、空中回廊として歩行者専用の公共空間として活かしていく計画が検討されていました。

身体の細胞のように、どんどん入れ替わっていく。街が生き物のように思えます。