♪夜明けの来ない夜はないさ～
まん延防止等重点措置の実施区域に指定されてからひと月。当初は11日には解ける予定も、感染拡大防止のために月末まで延期されました。
去年の今頃、新型コロナウィルスは（インフルエンザウィルスと同様に）暑さに弱いからじきに落ち着くだろうと一部では言われていましたが、当時の推量はただの願望に終わりましたね。
この状況下、ウィルスを相手に、見えないところでたくさんの方々が頑張っていらっしゃると思うと本当に頭が下がる思いです。一般人にできることは、個人で行える感染防止の対策をひとつひとつ怠らないということですね。
天然痘や狂犬病を克服してきた歴史を考えると、いまは人類にとって困難に直面しているけれどもいつかはクリアすると確信しています。
誰しもこのウィルスを克服する前に感染して犠牲になりたくはないでしょう。健康な人ほど「自分（もしくは大切な人）が、明日死ぬことはない」と信じていますし。そして、未経験のこと、よくわからないことは、とても恐いものです。
だからといって、行政機関の対応に悪態をついたり、誰かを悪者にして叩いたりしても物事の解決が早まらないよね・・・。そんな言動が、頑張っているひとたちの働きに影響しないようにと願って止みません。
猫は、病気に対して、罹る前も罹ったあとも、一切文句を言いません、言えません。病を受容れ、苦を静かに耐えている。老いて身体が思うように動かなくなっても、病気になっても、ただ、ただ今を生きている。
猫の知能レベルは人間の2，3歳児相当というらしいですが、人間の知能が高いことが、いいことなのかどうなのか、こんなとき、わからなくなります。
