今日から二十四節気の芒種(ぼうしゅ)ですね。穀物の種を撒く時期。
そして草むらに蛍が飛び交うころ。
むかし読んだ小説に(内容はほぼ覚えていないのですが)、蛍が飛び交う本当に美しいシーンを強烈に印象付けられるものがありました。ホタルをイメージしてこれを思い出したものの、小説の名前も作者も忘れていたので調べたところ、宮本輝という人の蛍川という作品でした(泥の河の方が内容覚えてるかも)。それで、同題名の映画も作られていたらしいことを知り、検索途中でうっかりその映画のくだんのシーンを見てしまった。いや…これは違う…。私の脳内に勝手に作り上げた美しいシーンとはイメージが異なるのです。そりゃそうでしょう。すみません。
さてさて、最後にホタルの光を実際に見たのは、もう10年くらい前。東松山にある埼玉県こども自然動物公園の脇を流れる児沢(ちごさわ)というところです。明かりのまったくないところでみるホタルの光は非日常で幻想的で、異界と繋がれる気がします。また見てみたいですね。
ところで、昼間のホタルを見たことはありますか?彼らを昼間見ると、正直なところゴミムシとそう変わらない気がするのですよ・・・・でもそれがまた愛らしい(人によっては気持ち悪いと感じるでしょう)。
見沼でもホタルが見られる場所があるようなので、行ってみようかな。
