太陽光パネル設置の営業は結構です・・・

太陽光パネル設置の営業は結構です・・・

太陽光パネル設置工事の訪問販売、ここに越してきてからたくさんいらっしゃいました。

最近またお見えになりましたが、本当にうちは、うちの場合は要らないので、お引き取り下さい・・。

設置工事が近くにあって、そのご挨拶です、とか、設置をお願いするものではないので玄関口に出てきて話を聞いてとか営業の方がみえるのだけれど、挨拶なら今の会話でもうわかりました、だし、いまどき玄関開けて出てきてくれ、なんて、ご時世的にどうなんでしょうかね?と思ったり。

興味ないですとお断りしているのですが、察して下さらずインターホン越しに粘る方がいらっしゃる。そうすると、気持ちが声に出てしまう私は、ついつい冷たい物言いになってしまって、自己嫌悪になります。ほんとごめんなさい。

 

訪問される業者さんがこのブログをご覧になっているとは思えないのですが(笑)、メリットがないという私の意見を述べます。(新築する際に太陽光発電を検討して導入するのはそれなりにメリットあるのではないかと思いますよ!)

もし私の家の屋根に太陽光パネルを設置して自家消費と余剰電力を電力会社さんに買い取っていただいたとすると、10年では採算がとれなくて、モジュールの寿命と想定する25年間を休まず稼働しつづけたとして20~40万円お得になるらしい(しらべたところバラつきあり)。25年??って(笑)。買取価格はこの10年で半減していますから、”お得”は試算を下回るかもしれない。昔は補助金がありましたけどももうそういう時代ではない。

ですが、そんなことより私の最大の懸念点は、ものを載せる設計ではない屋根に見ず知らずの業者さんが上がって太陽光パネルを設置し、壁に穴をあけて電線を通すなんて、ないわ~・・・というところです。長期の保守点検につきあってくれるのかな?というのも気になる。

雨漏りや故障のリスクと「25年間では20~40万円お得になる”かも”?」ということがまったく釣り合ってない(笑)。最後に撤去するときには足場組んで電気工事してパネルなどの廃棄物処理して、なんて4,50万円はかかるよね?外したもの、月曜日に燃えないゴミでは出せないですよね・・・。

25年後の老婆の私は「撤去?見積とるのもめんどくさい。お金ない」と、家を最期に壊すときまで放置、という選択をする可能性もありますね。老朽設備を屋根の上に置きっ放しにしていたら台風の日気が気じゃないでしょう・・・。台風時の心配は老朽化する前から生じることかもしれませんが。

(いずれはやらないとならない屋根の葺き替えも200万円くらいするらしいので、いろいろ想像すると鼻血が出ます。)

太陽光パネルの設置業者さんは儲かるから一生懸命営業するのだろうけど、このように私にはリスクしかないですし、動かせる資金に余裕はないので、どうかお察しいただき、お引き取り下さい、お頼み申し上げます。そこに投資する余裕があるなら、ほかに回しますよ…。

南向きの恵まれた立地ではあるので、自家消費用としてポータブルモジュールと蓄電池を導入してみようかな(屋根にはのっけないよ)とは思ってここ数年すごしてはいるのですけれどもね。結局行動に移していません。