QRコード作成

QRコード作成

今日は、QRコードって簡単に自分で作ることができるよってお話です。

私は日常、表計算ソフトにLibreOfficeの「calc」を使用しています。オープンソースソフトウェアで無料で使え、MicroSoft Office Excelに覚えのある人ならほぼ同じような使い勝手の便利なものです。私の使い方としては、帳簿をつけたり簡単なシミュレーションをしたり工程表を引いたりメモ書きをするくらいで、誰かとデータ共有することもないため互換性を気にしなくてよい、というところもあってこのソフトウェアでまかなえていると思います。

正直なところ会社員時代に使っていたエクセルって今の使い方であれば導入には躊躇する価格・・・年間16,284円(2021年9月時点)。

さてそんな「calc」にQRコードを作るツールがあって、去年ポスターやビジネスカードを作るときにとても重宝しました。アプリ入れてトラッキングされたり広告みせられたりするのうざいし知らないサイトにいろいろ入力するの面倒くさっ、という方にお勧めです。

まずcalcの「挿入」から「オブジェクト」、「QR code」を選択していただくと・・・

「OR Code Generator」が開きます。「URL/Text」に表示させたいウェブサイトのURLや、メールアドレスを記入します。

Error Correctionは、高い設定の方が(汚れや印刷の不良などで)コードに欠損があっても情報が読み取れる、作り出されるQRコードの模様が細かく複雑になります。

どの設定がよいのか、作成した後にキャプチャする方法や、作る・使う環境によっても異なると思うので、実際お試しいただき探ってもらった方が良いと思います。

Borderは周囲の余白の設定です。

はい、出来上がり。

出来上がったコードを選択して右クリックし、「外部ツールで編集」でこの絵の部分が抽出できます。

でか。

ね、簡単でしょう。遊びたくなりませんか。

自分のメールアドレスやURLの作っておけば、スマホをかざしてもらいカメラ機能で読み取るだけでメールが送れたり、ウェブサイトが表示されたりするなんて、とっても便利ですね。

テキスト情報も入力できるので、お家の中にメッセージを貼っておいても面白そうですね。

QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。コードの利用には申請も必要とせず、JIS/ISOの規格内であれば自由に使ってよい無料の技術です。ありがたいです。