先月猫ちゃんの噛み癖の相談を受けました。
一匹飼いの中猫ちゃんがいきなり飼い主さんを噛んでくる、もう一匹をお迎えしたいが難しい、相談できるところがなく困っているというものでした。その方、ネットの書き込みなどから、多頭飼いすれば甘噛みを覚えてくれるのではという期待もあるようなのです。
飼育環境、猫ちゃんの性格も様々、どのケースにもきく魔法なんてないので、地道に原因を探って対処していくしかないのですよね。
- どういった状況で噛んでくるのか、よく観察
- 猫ちゃんにとって安全・快適な環境を整える(清潔なトイレ、水、隠れる場所、高い場所etc.)
- 欲求不満で噛むことがあるので原因を解消する
- 体調不良の可能性もあるので獣医さんに相談
飼い主さんは甘噛みができないだけだとお考えのようですが、甘噛みができる猫でも場合によっては本気で噛むことがあるという実体験もお話しました。中猫ちゃんの様子を伺うと遊び足りずにおねだりがエスカレートしているように感じました。
はじめて猫ちゃんを飼う場合、わからないこと、不安なことがたくさんありますよね。猫の生態を勉強したり(せっかくなので資格をとると良いですよ)、猫の飼い主さんのブログを参考にしたりSNSなどで繋がったりすることもお勧めしました。飼い主さんはお話したことで少し気が楽になってもらえたようです。その後嚙み癖が改善したかはわかりませんが、私も改めて勉強する良い機会になりました。
私自身、まだまだ知らないことがたくさんあります。最新医療や愛玩動物の関係法令等は日々新しくなっていきますし、社会情勢も変わればいままで常識だったことが非常識になってしまうので、勉強は怠れないですね。特に老齢猫の介護は未経験。子供の頃に飼っていた犬の病気・お別れとは全く社会環境がちがうので、諸先輩方の経験談なども含めて情報収集しています。
****
さて、先日youtubeを見ていたら昔のアニマルプラネットをオススメされたので、ジャクソン・ギャラクシーさんが腕から血を流しながら狂暴猫の問題を解決しているのを見入ってしまいました。毎度彼には感心しますが、今回へぇ~って思ったのは、狂暴な飼猫に対して病院で安定剤を処方してもらうよう指示したことです。猫も心の病気があって、まずは薬で異常な反応を抑えるという選択をする。結果として牙むき出しの狂暴猫は、普通~の猫ちゃんになって一件落着。
どこまで番組の演出があるかはわかりませんが・・・、人間の都合ばかりを押し付けず、猫を観察する、今起こっていることが猫から見た場合どう映っているのか、と考えることが大事だということを想い知ります。
しつける、というより、猫の行動を人間が理解する、という方が先なのですね。

しつけってなかなか難しいですね。折檻はNGです。人間もそうですが折檻っていやな記憶しか残りません。猫に嫌われるだけです。
こどもの頃なにかやらかして、わたし夜の真っ暗な蔵に監禁されましたが、恐怖と、この場をどう切り抜けるか思いを巡らしたことの記憶だけが残っています。ここまでの罰を受ける余程悪質なことをしでかしたのでしょうが、理由をまったく覚えていないので、折檻はしつけ(教育)というより、大人に従順にする調教??昭和はそういう時代だったのでしょうかね?逆境を乗り越えるスキルがここで鍛えられ、そこは大人になって役立っています。めでたし、めでたし。
