振り向けばまばゆい草原~ (風の谷のナウシカ/作詞松本隆氏)

まいどまいど、お野菜、お花大好きな我が家の猫さん・・・食べちゃいけない花・野菜は絶対に置いておけません。
ところでこのお花、白菜のお花なのですよ。
実は、庭の白菜、生育不良で結球せず、春になったらお花が咲いてきました。
なんとこれがほんのり苦く甘く、みずみずしくおいしいのです。
白菜ってどこを食べてもおいしいことがわかりました。
白菜で思い出すのが、浅田次郎氏の「蒼穹の昴」。すっごくおいしそうだった白菜の描写!あんなに楽しく読んだのに、もうなんの話だったか覚えてないけれども(笑)
さて
私より年齢の上の方なのですが、会うたびに「あなたは若くていいわね、自分なんてこんな風になってしまって」といいます。
しかし、その言葉、その方が今の私の年齢のときも仰っていましたよ。
若いというだけで価値がある市場もあるけれど、年取るって、そんなに悲惨でしょうか?
今だってその方は十分美しく魅力的だと思うのですが、
それは、単なる口癖?誉め言葉で言っているの?それとも嫉妬?
毎度聞くたびに心がザワザワします・・。
受け取りようによっては、「あなたのこの先は老いて、明るい気持ちになれる未来なんてない」と??
後輩の進む先は「豊かで素敵だよ」とまで言わなくてもいいけれども。
正直なところ、容姿、運動能力、記憶力の衰えは仕方ないよね。
でも、若い時にはなかったもの、経験値を上げて身に着けた自分の価値観、胆力、楽しみだってあるじゃない?
もし仮にその方が言う通り、若いということに最高の意味があるのであれば、今日の自分こそこの先一番若い瞬間。
幻想に近い過去のベストコンディションの自分と比較して幻滅して一日を過ごすより、その一日を新しい思いで過ごす方が健康的だと思うのだが。
どうかどうか、その方が自然に今を受け入れて心が安らかになりますように。
落ち込もうと思えば、いくらでも過去の思い出を引っ張ってこれるし、将来の不安はテレビが盛大に煽ってくれる。
でも私はそれをしないし、のらない。
私個人としては、やることがあるので、老いを落ち込んでいる時間がないのでござるよ。
老いると、こういう気持ちも無くなってしまうのでござるのかな。ニンニン。