ふと甘いものが食べたくて、家にある材料でトルコのお菓子を作ってみました。
作ったお菓子の正しいレシピは、un helvası、ヘルヴァとか、ヘルワスとか、で検索してみてください。
糖、油脂、小麦粉の集合。
無塩バター170g(冷凍庫にあった!)
植物油30g(キッチン常備米油)
これを弱火で熱しながら薄力粉2カップを煎っていきます。
同時に、
2カップの牛乳(冷蔵庫にあった低脂肪乳)を温めながら
2カップのお砂糖(上白糖とグラニュー糖のブレンド)
を溶かしていきます。←沸騰させないよう。
小麦粉の粉っぽさがなくなり、油が馴染むとモッタリとなります。
イメージはブールマニエをやたら大量に作っている感じです。
それを攪拌しながら30分近く煎っていると次第に栗様に色づいてくるのです。
この時点で思ったより腕が疲れます。
ターナーで掬うと、タップタプ。
クッキーよりトータル時間早くできそうだから簡単かな?・・・・・の読みは甘かった。
そうしたら一旦火から下ろして
甘くした牛乳を少〜しずつ混ぜます。
手早くかき混ぜます。
小麦粉は油まみれで予想以上に高温になっています。
そこに水分が加わるため、じゅっ!!!と一気に沸騰し
ものすごい勢いで湯気が出てやばいです。びっくりします。
万が一飛び散ってもいいように長袖を着ましょう。
自分の身は自分で守れ。
いい感じに、餡っぽくなる。
慎重に少量ずつ油炒め小麦と、甘々牛乳を混ぜたら、
もう一度火にかけて攪拌し、水分を飛ばして行きます。
うっかり焦がさないよう、ひたすら攪拌、手首が疲れてきます。
ぽちょんとしてたやつが、餡っぽい、ダウっとした塊になったらOK.
実食!
ほの温かな状態で食べてみました。
おーー、こりゃ、うまい!
・・・なんといいますか、
クッキーを湿らせてペーストにしたもんです、(←え、それはまずそう)
そう、噛まなくていい甘いペースト。
たぶん、年寄りにいい。
しかし、とてもシンプルなレシピなので、
素材のレベルが高ければ高いほどうまくなるのではと推察、
今回バターが、酪農の盛んな国のいただきものだったので
今後は再現性が低いものと思われます・・・
いやしかし、
べらぼうに甘い。
香ばしい、
例えて言うなら、餡のような、
ガツンと甘い、
止まらない、やばいやつ。
濃いめのブラックコーヒー、
渋めの紅茶、グッドです。
そして、ここにナッツを振ったり、
あるいは、シナモン振ったりすると良いらしいです。
しかしながらちょっと大量に作りすぎてしまった・・・・
四角いガラス容器に入れて冷蔵庫で固めました。
ナイフで切り分けてお裾分け。
独り占めしてたら、太っちゃいますよね。
