不安に思っても仕方ないもの

不安に思っても仕方ないもの

もの忘れ

近所を散歩していたときのこと。

散歩道でUターンしたお爺さんが運転する車、

ハッチバックドア開けっぱなし。

完全に開けたのを忘れている感じでこっち向かってくる。

荷台に重なった箱が落下しそう。

ちょっと向きを変えたのではなく、そのまま走行するつもりのようだ。

大袈裟に手を振って停止してもらった。

ドア開いていることを伝え閉めるの手伝おうかと言ったら

すみません、自分で閉めます

ってちゃんと降車して自ら閉めていた。

パニックで逆上する人じゃなくてそれは良かった。

もの忘れが過ぎるなら早期対処を

このお爺さんも、いまの自分の身の回りの出来事も

ああ、これから、世の中全体

「物忘れが過ぎる」人で溢れてくるんだろうなあ

と思う。

いまや人口の3割が高齢者(65歳以上)で

その5人に1人が認知症なんだね。

女性は男性に比べ1.5〜2倍なりやすいというデータもあり。

こりゃあ事故や事件が増えそうだよね。

しかし、あと十数年でそのお仲間入りなのか。

最近の身の回りのことを思うと、

自分も「わからないうちに」認知症になるんだなと想像する。

いまからやれること、ものごとを整理したり、片付けたり

工夫してよくしたり、を精一杯やりますか・・・。

とはいえ、今を大切に生きる。

なんでも、認知症患者の余命は発症から5〜12年なんだそうで。

介護・医療制度も利用者の負担割合を変えざるをえないよね、継続させるには。

長寿がリスクって、なんてこったい。

病院や保険会社の不安を煽る資料をみていると気が滅入ってくる。

ほんとにこの瞬間、瞬間を大事に生きようと思った!!

なるように、なる、ただそれだけ。